2019-01-01から1年間の記事一覧

Algorithmic Improvements for Deep Reinforcement Learning applied to Interactive Fictionのレビュー予定地

https://arxiv.org/abs/1911.12511

Procedural Content Generation: From Automatically Generating Game Levels to Increasing Generality in Machine Learningのレビュー予定地

https://arxiv.org/abs/1911.13071

ゲームブックAIの素案1

ユーザは最初に世界観に関するキーワードだったりテキストを入力。国や地域、時代、作品名など? すると自動的にプロローグが立ち上がる。基本、どこかを探検(広義)する設定。 プロローグに続いて最初の意思決定をユーザに求める。このとき、選択肢+自由…

サブカルとほんもの

テレビで宮崎県綾町の紹介をしており、 郷田 實元町長の掲げた「ほんもの」の概念が興味深いく自分の思いつきをメモします。 「ほんもの」については元町長のオフィシャルなりを色々調べると出てきます。 https://goudaminoru.jimdo.com/ サブカルはこの「ほ…

HUNTER×HUNTERやスターウォーズの2次創作も世界設定が公開されていれば叩かれない

適当なメモ。2次創作が1次創作物のファンに受け入れがたいタイプの作品があると思いますが、この類の作品で2次創作のハードルを下げる方法に世界設定を公開するという手があります。設定が破綻するというリスクを下げられるのは大きいはずです。ただ、1次創…

Toward Automated Quest Generation in Text-Adventure Gamesのレビュー予定地

https://arxiv.org/abs/1909.06283

ファンタジーに求めるもの

ここも予定地。 雑に言ってしまうと「想定外が起こる世界」なのですが、こういってしまうと現実世界もそうなので、もう少し掘り下げたいです。 考える材料: 以下のツイートは重要ですが、一方で何でもありだと想定外が生まれづらく、制約があるからこそ想定…

Story Realization: Expanding Plot Events into Sentencesのレビュー予定地

https://arxiv.org/abs/1909.03480 ゲームブックAIに必要そうな機能なのでレビューしたいですが、自分が実装に取り組むのが数年後だと考えると現時点でのレビューにどれだけ意味あるのか考えちゃいますね。

リアリティがどうでもよくなるとき

ハイファンタジーにのめり込むと、リアリティがどうでもよくなるタイミングってあると思うんですよね。他者の目があると常にリアリティを意識させられますが、創作または妄想に熱中していると、リアリティは付け足しでどうでもなるというか、もはや脳内世界…

アボリジニの探索能力

https://dailyportalz.jp/kiji/sekai-no1-yoroi_mogura_goki今更だが、引用のないあやふやな記憶で書くことが多いです。上の記事は世界最大のゴキブリを捕まえるという記事だが、この中に 「ここがいいんだ」と停車したのはシロアリの蟻塚が点々とそびえるユ…

『ロードス島戦記』とその時代5

ロードスと対比される形で涼宮ハルヒの憂鬱についても取り上げられており、明確にキャラクター小説として売り出したことが成功につながったとあるのだが、キャラクターをタレントとして小説と関係ない場面に出現させたり、現実のものに言及させたりするとい…

ストーリーAIと社会シミュレーター

ゲームブックAIはこの両輪になります。なお、ミクロマクロリンクという課題が出てくるのですが、むしろそこは遊びどころになるはず。

ゲームブックとノベルゲームの違い

前のエントリーで自由入力を許すゲームブックと自由入力を許すノベルゲームは何が違うのかという疑問を残していたが、ひとつの答えが出たのでメモ。 端的に言うと前者は世界観、後者はキャラクターありきになるというのが結論。世界観を大事にしたかったらゲ…

『ロードス島戦記』とその時代4

ソードワールドの始原と週末の巨人という世界設定がビッグバンとビッグクランチから着想されたという話が載っており、最新の物理学や宇宙論をフォローアップする重要性を今更思い出した。重要性というより私もそういうのが好きだったということを思い出した…

自由入力を許すゲームブック

自分のやりたいことをわかりやすく表現するとタイトルのようになるかなと思ったので書いてみました。ちょっと気になっていることとしては、自由入力を許すノベルゲームと何か違いはあるだろうか。考えてみたい。

『ロードス島戦記』とその時代3

本が手元にないので漠然としたメモになります。 ロードスの編集者、吉田(正しい漢字が変換候補に出てこない)氏の「西洋のファンタジーというそれほど知られていないジャンルで、かつ活字のみのコンテンツであることが読者の想像力を膨らませる余白を生み出…

ミラーワールド

https://wired.jp/2019/08/02/mirror-world-keyword/ ミラーワールド自体はワクワクする発想で、今後の展開に期待だが、ゲームブックAIとの距離感をどうするかは悩ましい。現実世界との接合があるからこそ面白いという考えは理解できる。ユリイカの『ソーシ…

『ロードス島戦記』とその時代2

水野良のインタビューを読んでもう一つ知見を得たのでメモ。小説の軸となるものとして世界観の他にキャラクター、またはデータベースがあり、ハルヒは後者の典型であり、メディアミックスがしやすい。 ゲームブックAIは世界観をデータベース化してしまうもの…

『ロードス島戦記』とその時代

安田均へのインタビューで言及されているTRPGにおけるリプレイの位置づけがゲームブックAIの役割を考える上で参考になったので記録。 グループSNEがリプレイという手法を開発する前は、シミュレーションゲームなどで将棋の棋譜のような形で最小限のプレイ情…

映画のエイリアンはクトゥルフのオマージュ

ただのメモです。 あと、神またはイエス・キリストは宇宙人という設定。

二次創作ってこういうことだと思う

Yahooニュースの特集記事っていつまで閲覧できるんだろう。 https://news.yahoo.co.jp/feature/1381 アニメやゲームなどの続きを描きたくて最終的にバンドにたどりついたという話はロラン・バルトの『批評と真実』に書かれている話とリンクしていると思う。…

パラノイアのコンピュータRPG

Paranoia: Happiness is Mandatory https://s.gamespark.jp/article/2019/04/04/88687.amp.html 詳細なゲームシステムの情報がない。 「クラシックCRPGゲームに着想を得た、アクティブポーズ型の戦術コンバットシステム」ってFFっぽいってこと? MMORPGなの…

外部こそ内部なのではないか

外部というのは内部からしか到来しない。おそらく意識の話になってしまうんだと思うが、身体性や社会との折り合いを整理しないと見えてこない。なぜ整理できてないと感じるのかがわからないので考えたい。 人が社会的文脈に飲み込まれてしまうとはどういうこ…

権威を瞬時に発生させる方法

厳密には権威を感じさせる方法。これに成功している最近の例はプレバト!の夏井いつきさんだと思う。以下、羅列。 成功体験の積み重ね(エピソードトーク、とにかく成功例を見せる)、成功のマニュアル、わかりやすさ(限られたパターンしか使わない)、ビジ…

世界設定と現実

ハイファンタジーを好む人は言い方を変えれば現実との相違が多くても構わない、または現実とあまり類似していない方が好みと思われるので、作品へのリアリティを現実との近さに求めているとは考え難い。とはいえ、リアリティは現実との何かしらのつながりか…

Learning to Speak and Act in a Fantasy Text Adventure Gameのレビュー

arxiv.org自分の期待する研究とは違う気がしますが、一応レビュー。 これまでのコーパスベースの言語モデルは言語記号の相関を学習しているのみで、世界観の学習には成功していない。この問題を解決するために著者らはLIGHTというマルチユーザー参加型のファ…

季語の捏造

歳時記で定められている季語ってなんとなく歴史的な経緯によって決まる側面が強いというイメージがあるせいで柔軟さにかけるものと考えていましたが、「夏井いつきの俳句ことはじめ」に「最大公約数の共感をたちどころに創り出す。いってみれば、季語は五感…

ライトノベルは世界設定の宝庫(ホントか?)

ライトノベル、もしくは小説家になろうで公開されている数多の小説って世界設定はどの程度バラついているんだろう。小説としてはいまいちだが、世界設定には面白味があるというものは案外あるんじゃないかという期待を持って、いつか調べよう。 世界設定とい…

三宅陽一郎×ドミニク·チェン×東浩紀「人工知能のための哲学塾 at ゲンロンカフェ」を見た

この放送の肝は人工知能を開発する上で身体性が重要だという主張です。なんとなくはわかるけど実感としてピンとこないなあと思っていたのですが、ゲームを通すとわかりやすくて良かったです。ただ、身体性の問題は深すぎて安易に考えを固めると危険でしかな…

ゲームウォーズとフォーチュン・クエスト

今、ゲームウォーズを読んでいるのですが、すごく面白いですね。どんどん次が読みたくなる本は久しぶり。映画も面白いんだろうけど、楽しみ方がだいぶ変わってきそう。 で、ゲームウォーズを読んでて思い出したのがフォーチュン・クエスト。ゲームキャラが自…