『ロードス島戦記』とその時代2

水野良のインタビューを読んでもう一つ知見を得たのでメモ。小説の軸となるものとして世界観の他にキャラクター、またはデータベースがあり、ハルヒは後者の典型であり、メディアミックスがしやすい。

ゲームブックAIは世界観をデータベース化してしまうものといえるかもしれない(それが前のエントリーでいう換骨奪胎にあたる)が、本質的にはこの考え方に対するブレイクスルーとなるべきもの。

 

水野良がしばしば言及する、分析的なアプローチの対比としてのやり込みにヒントがありそう。私も狭く深くというタイプなので共感しつつ、やり込みから引き出される論理を超えた可能性を信じたい。