三宅陽一郎×ドミニク·チェン×東浩紀「人工知能のための哲学塾 at ゲンロンカフェ」を見た

この放送の肝は人工知能を開発する上で身体性が重要だという主張です。なんとなくはわかるけど実感としてピンとこないなあと思っていたのですが、ゲームを通すとわかりやすくて良かったです。ただ、身体性の問題は深すぎて安易に考えを固めると危険でしかないので、考えるのは保留。

 

以下はメモです。

痛みは固有性、笑いは身体の共振によって起こるもの。コミュニケーションは笑いがあれば何とかなる。

笑いの問題はメタの問題や身体の問題と同じ。演技としての笑いはまた別の要素がある。

今の言語処理は表層的な言葉しか見ない。

モンスターが笑っていたら倒しづらい→女神転生桃太郎伝説

ポリゴンが精緻過ぎてインタラクションを組み込めない。

所有というのはジョン・ロックによれば身体の問題。自分と他者をなるべく分ける。技術的に分け続けて中間的なものを扱えなくなってきた。この問題はクリエイティブコモンズの話とつながる。