『ロードス島戦記』とその時代5

ロードスと対比される形で涼宮ハルヒの憂鬱についても取り上げられており、明確にキャラクター小説として売り出したことが成功につながったとあるのだが、キャラクターをタレントとして小説と関係ない場面に出現させたり、現実のものに言及させたりするという手法は、別にキャラじゃなくてもできそう。

 

例えば科学が発達した世界の産物がオーパーツとして別世界に紛れ込むとか、知識そのものの紛れ込み、物理法則の輸入など。こう書いてみると目新しい感じはないですね。けど、一方でロードスは2次創作がしにくいとされているわけで、それがなぜなのか掘り下げないといけなさそう。