アボリジニの探索能力

https://dailyportalz.jp/kiji/sekai-no1-yoroi_mogura_goki

今更だが、引用のないあやふやな記憶で書くことが多いです。

上の記事は世界最大のゴキブリを捕まえるという記事だが、この中に

「ここがいいんだ」と停車したのはシロアリの蟻塚が点々とそびえるユーカリ林。

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大きなシロアリの蟻塚。虫たちのスケールがなにかとデケェ…。

…うん?僕には1時間スルーし続けてきた景色と何も変わらないように見えるんですが……。
だが!その素人目にはわからない微妙な地質や樹種(ユーカリと一口に言っても相当な種数がある)の違い、あるいは水辺からの距離などによってヨロイモグラゴキブリが集中する場所、まったくいない場所がはっきり分かれるのだという。

という節があり、オーストラリアの強盗であり英雄のネッド・ケリーを追い詰めたアボリジニのトラッカー(追跡者)を思い出したのでメモ。

 

オーストラリアは砂漠地帯が多く、そのような過酷な環境で食料を得るためにアボリジニは動植物や水の痕跡を見つける能力が研ぎ澄まされているらしい。政府の追跡を避けるためケリーが痕跡を消しながら逃走してもトラッカーが些細な跡を見つけ出し、追い詰めていったそう。

 

そして、アボリジナルアートには彼らの追跡技能を伝承する作品も含まれているとのこと。

 

いやあ、かっこいい。