2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

外部こそ内部なのではないか

外部というのは内部からしか到来しない。おそらく意識の話になってしまうんだと思うが、身体性や社会との折り合いを整理しないと見えてこない。なぜ整理できてないと感じるのかがわからないので考えたい。 人が社会的文脈に飲み込まれてしまうとはどういうこ…

権威を瞬時に発生させる方法

厳密には権威を感じさせる方法。これに成功している最近の例はプレバト!の夏井いつきさんだと思う。以下、羅列。 成功体験の積み重ね(エピソードトーク、とにかく成功例を見せる)、成功のマニュアル、わかりやすさ(限られたパターンしか使わない)、ビジ…

世界設定と現実

ハイファンタジーを好む人は言い方を変えれば現実との相違が多くても構わない、または現実とあまり類似していない方が好みと思われるので、作品へのリアリティを現実との近さに求めているとは考え難い。とはいえ、リアリティは現実との何かしらのつながりか…

Learning to Speak and Act in a Fantasy Text Adventure Gameのレビュー

arxiv.org自分の期待する研究とは違う気がしますが、一応レビュー。 これまでのコーパスベースの言語モデルは言語記号の相関を学習しているのみで、世界観の学習には成功していない。この問題を解決するために著者らはLIGHTというマルチユーザー参加型のファ…

季語の捏造

歳時記で定められている季語ってなんとなく歴史的な経緯によって決まる側面が強いというイメージがあるせいで柔軟さにかけるものと考えていましたが、「夏井いつきの俳句ことはじめ」に「最大公約数の共感をたちどころに創り出す。いってみれば、季語は五感…